ハードウェアの準備 2
爆音HDDを静穏HDDに換装
これまで使っていたHDDは容量は十分なんですが、この時代のHDDは非常にうるさい、
アクセスがあるたびガガガッと盛大な音を出してくれます。
こいつを購入した当時はPCの静穏化とかってあんまり言われてませんでしたしね。
最近は容量、速度と並んで、静穏性も性能の一つとしてみられていますから、
最近のHDDは本当に静かです。
それも、容量や速度といった性能がユーザの要求に対して
飽和しつつあるからなんでしょうけど、
それにしても技術の進歩ってすごい。
まあともかく、常時起動しているのに四六時中こんなHDDアクセス音が響いてもらっては困ります。
昼間はともかく夜になると大変ですね。
というわけで、最近の静かなHDDを導入してやろうと考えたわけです。
で、上の写真にあるSeagateの40GB 5400rpmのやつを選びました。 1プラッタ40GBになった現在、40GB以下の容量のHDDを買うとかなり損です。 HDDの容量をき決めるときは特に事情がない限りプラッタ容量の整数倍を選ぶ、これ常識。 容量あたりの単価を比較すると80GBのほうがお得だが、そんなに容量も必要ないし40GBに決定。 必要なら後で増設すればいいし。
回転速度も7200rpmモデルと5400rpmモデルがあったが、 速度は求めない(というか用途から考えて速くてもあまり意味がない)、 静穏性が第一、というわけで5400rpmに決定、ドスパラで9990円。
これで、万事OKかと思われたが、甘かった。
初期不良交換は1週間と言われたので、早速動作確認・・・
なっ、なぜだ、認識しない~~~!?
無情にもBIOS画面には
IDEプライマリマスター なし
IDEプライマリスレーブ なし
IDEセカンダリマスター なし
IDEセカンダリスレーブ なし
しかし、あわてないあわてない、まず、HDDの初期不良を確認しよう(何せ期限は1週間)。
メインマシンにつないで確認、しっかり認識されており動作しているようだ。
では、PCのIDEインターフェイスがおかしいのか?
しかし、これまでは8.4GB、20GBともに問題なく動作していた。
試しに、メインマシンの30GBHDDを持ってくる。しっかり認識。
ではメインマシンの60GBHDDを持ってくると・・・認識しない。
もっ、もしやこれが噂に聞く32GB制限か?
というわけで、富士通のオフィシャルホームページへ。
しかし、なかなか情報が見つからない、いろいろみているうちにこんな情報があった。
「下記の機種で、8.4GBを超える容量の内蔵IDEハードディスクに対応しています。~中略~
上記の対応機種では、論理的には137GBまでの内蔵IDEハードディスクに対応していますが、
最大容量については対応するドライブが存在しないため検証していません。」
これは32GB制限があるということが一般に知られるようになる前の記事で当時最大の容量のHDDは13GBだったようです。
って、一般に知られてなくても、ハードウェア設計までしている富士通がなぜ32GB制限に気づかないのか?
まあ、毒ついたところで何も解決しない。BIOSのアップデータでもあるかなと探したが見つからない。
ではどうするか?IDEインターフェイスカードを導入すれば
解決するとの情報を「2ちゃんねる」の自作PC板で教えてもらった。
ありがとう、2ちゃんねる&2ちゃんねらー!
これを接続するとしっかりUltra100TX2のBIOSも立ち上がり、HDDを認識している。
これにてHDDの換装は終了!
(実はこいつが結構くせ者で後々苦労することになるのだが、
それはソフトウェア的な問題でもあるのでまた後のお話)
【追伸】
インストール作業中に気がついたんだが、このHDD、静かすぎる。
いや、それ自体は問題ないんだけど(むしろいいことだ)、
HDDのフォーマットするとき、結構時間がかかるんだけど、
動いてるのかどうか外から分からんのよ。
というわけで、HDDアクセスランプを取り付けましょう。
買ってきたのは3色LEDセット(280円)、青色LEDなんていいなとか思ったんだけど。
赤・黄・緑のLED3つ分より高かったからやめた。
(よく考えたら1つでいいんだから青色買った方がよかったかな?このサイトにもあうし(笑))
で、早速取り付け。ケースのフロントカバーを外して
元々のオンボードIDEのアクセスランプを外す。
ゴム製のクッションが入った穴にLEDがはまってるだけなので、簡単に外せて、また取り付けられる。
PROMISE Ultra100 TX2にはアクセスランプ用のピンが4本出ている。
内側の2本が(-)極性で二つのLEDが取り付けられる。(この2本には同じ信号がでているようだ)
せっかくなので2つ(黄・赤)つなげてみる。
左の写真の通り、見事成功。片方はケース裏のブラケットの隙間から出してみた(無意味)
ただ残念なのが、安物だけあって輝度が低い。
じっくりみないと光ってるのかどうか分からない、という落とし穴があった。
まあ、確認できればそれていいわけだし、
インストールが終わってしまえば役立たずになってしまうものだから
どうでもいいんだが・・・
メモリの増設
メモリは別に十分あるんだけど、ついでということで、 メインマシンに無駄に512MBも入っているので、 PC133 CL3 128MBを1本抜いて、64MBのと交換して256MBにしちゃいます。 サブマシンはPC100しか対応してませんがPC133 CL3はPC100 CL2としても使えるので問題ありません。 ただし、自動設定だとCL3で動作する可能性があるので、BIOSでSDRAM CAS Latencyを明示的に2と設定しておきます。
これで一応、ハードウェアの準備は終了です。
あくまで準備なので、途中ちょくちょくいじるかもしれません。